操作方法が変わり、特に通知系がロック画面から確認できるようになり、かなり使いやすくなりました。
ただ、アプデ直後はメモリリークが起きてシステムのメモリ占有率が非常に高くなり、原因不明の電池消費にも出くわしました。
メモリリークと電池消費は契約しているキャリアや端末の環境にも依存しているようなので、参考になるかは分かりませんが、効果があったと思われる方法を記録の意味も込めて書いておきます。
①メモリリーク対策
Wipe Cache Partitionを実行する
これは確実に効果がありました。wipeする前はシステムのメモリが500Mぐらい使ってたのが、実行後200Mぐらいに減りました。
実際の操作方法についてはLaboratory of Scarletさんのページを参考に行いました。
実行中は画面が全く切り替わらず、進捗具合も表示されないまま15分以上待たされるので、故障したかと焦りますが、辛抱強く待つと再起動画面が出て、無事に終了しますのでご安心を。
再起動後はシステムのメモリが大幅に減りますが、使っていくうちにメモリリークが生じるみたいなので、Googleからのアプデを待つか、定期的に再起動するかした方がいいみたいです。
②Wifi対策
kitkatの時はそうでも無かったんですが、LollipopはWiFiのスリープが正常に動作しないで、待機電力を消費するみたいなので、スリープ時にWiFi接続を切断するように設定します。
方法:
設定>Wi-fi詳細設定>スリープ時にWi-Fi接続を維持>スリープにしない
に設定
設定ではスリープにしないになっていますが、これは日本語の翻訳ミスらしく、スリープ中にWiFi接続を維持しないというのを誤訳しているみたいです。
これを行うことでWiFiの待機電力消費量は削減できます。
WiFiは定期的なスキャンを実行して現在地を割り出す時も使われていますが、設定のスキャンを常に実行するにチェックを入れていても電池の消費には特に変化が無いみたいです。
③Smart Lockを解除
LollipopからSmart Lockと呼ばれるロック画面を解除するのに便利な機能が追加されました。
これは特定の機器をbluetoothで接続したり、本人の顔認証や特定の場所に居た場合にロックを自動的に解除してくれる大変便利な機能ですが、これをオンにするとめちゃめちゃ電池を消費します。
将来的には電池消費を抑えて使えるようになることを願いますが、現在(2014/12/06)ではまだ使える状態ではないので、解除しておく方が良いでしょう。
方法:
設定>セキュリティ>Smart Lock
からすべてオフに
また、Smart Lockを動作させるサービスも環境によっては電池消費に関わるようなので、設定の信頼できるエージェントからSmart Lockを解除しておくと良いかもしれません。
特に効果があった電池の節電対策とメモリ対策を挙げておきましたが、この他にもMVNOのSMS無しを使用している方はセルスタンバイに問題があるようなので対策はすべきでしょう。これはkitkatから続くバグのようですが、Lollipopでも改善されていないようです。
またアプリが電池消費に関わっていることもあるので、アプリごとに電池消費を比較して対策することも効果的と思われます。
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